開局申請 By 電子申請・届出システム Lite
開局申請をする!
免許証が届いたので、開局申請をします。 手順公開じゃないけど、備忘録含めてやり方を残しておきます。(中学生でもできるように…)
#ソフトウェア系だとこういうのをどんどん公開していくんですけど、この界隈だとやってる人をあまり見ないですね…。
前提・条件
- 3アマ免許
- 新規開局(コールサイン復活ではない)
- 開局に使用する機器は技適機器1台のみ登録
- 「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite」にて申請
- ユーザ登録が完了していて、パスワードを入手済み。
今回は「Lite」で申請しましたが、マイナンバーカードとカードリーダがあれば無印のシステムが使えます。 Liteのユーザ登録には従事者免許の番号が必要なので、無印のシステムが使用できれば申請までのリードタイムを短縮できます。
ログイン& 申請開始
手元のユーザID/パスワードでログインして、「開局申請」タブから申請開始です。
「新たに申請手続きを開始します」を選択して、「必要事項の全てを最初から入力」から始めましょう。 入力途中で中断することもできます。中断した場合はファイルがダウンロードされます。
申請書の入力
1 申請者、5 申請の内容に関する連絡先
申請者や住所などを記入します。自動入力でOK。
2 電波法第5条に規定する欠格事由、3 免許に関する事項、4 電波利用料
欠格事由は無し。免許の期間も5年でよいのでチェック入れません。 電波利用料は好きにしてください。5年分前納でも1500円なので、都度支払いの手間を考えれば前納が得だと思います。
次のページに進みます。
事項書及び工事設計書
2 申請(届出)の区分、3 個人/社団(クラブ)の別
区分は「開設(個人)」で固定。種別は個人を選択。
4 住所、5 氏名又は名称及び代表者氏名
ここも埋めるだけ。自動入力でOK。
6 工事落成の予定期日、7 無線従事者免許証の番号
工事落成~は、技適番号有りの機器を登録するので、入力不要。 免許証番号は、手元の免許証を見ながら入れてください。
8 無線局の目的、9 通信事項
それぞれ「アマチュア業務用」、「アマチュア業務に関する事項」で固定。
11 無線設備の設置場所又は常置場所
自動入力でOK。
12 移動範囲
50W以下なら移動する予定がなくても「移動する(陸上、海上及び上空) 」。
13 電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力
ほとんどの場合、購入した機器の取り扱い説明書に記載例が載っています。見ながら入れましょう。
15 備考
前提にあるように、新規だと思うのでここは記載不要。
16 工事設計書
ちょっと面倒。「追加」ボタンで別ウィンドウが開きます。
別ウィンドウで、装置の区別に「1」を入れ、適合表示無線設備の使用のチェックを入れます。 すると、技適番号を入れる枠が出るので、そこに技適番号を入れましょう。 入れ終わったら、「技適番号等のチェック」でチェックして下さい。
今回の想定では、「発射可能な電波の型式及び周波数の範囲」には入力の必要ありません。 触らずに、ページ下の「設定」ボタンで元のウィンドウに戻ります。
「送信空中線の型式」は、移動する局の場合は入れなくてもよいため、今回は入力しません。
「周波数測定装置の有無」は、以下の条件を満たす場合はチェックが必要。 そのほかの場合は未入力でOK。
- 24MHz帯以下の周波数で空中線電力が10Wを超える。
標準電波を受信できることでOKとみなされるので、ほとんど「有」になるはず。 該当するか否かは、無線機の説明書を見て下さい。(PDFの検索を使うと楽)
「その他の工事設計」の「電波法第3章に規定する条件に合致する」にチェック。
添付書類
なし。
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申請手数料等
「空中線電力」に50Wと入力して、自動計算してもらいます。
「免許状受取方法」は、好きな方法でよいです。 郵送だと、封筒代+84円×2 = 168円が最低ライン。加えて、封筒の発送などの手間がかかります。 いちいち面倒、という人は「送料受取人払いによる受取」が良いと思います。待っていれば届くので。
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内容を確認して、問題がなかったら確定の前にいったん保存しておきましょう。後で役に立ちます。
手数料支払い、あとは待つだけ
Pay-easyで手数料を支払います。郵便局ATMやインターネットバンキングでできますね。 郵送受け取りにした場合は、封筒の送付を忘れずに!
あとは待つだけです。特に問題なければ、1か月ほどで免許状が届くはずです。