FT991a補助コントローラの作成-構想編
FT991aの不満点
開局にあたり、リグはFT991aを選びました。 フルモードでHFから430まで出られるので、これかなと。
ただ、操作性について若干の不満があります。 UIとしてはよく作りこまれていると思います。ただ、コンパクトな分操作が煩雑。
物理キーとして独立していない機能については、アクセスが若干めんどくさいです。
ほしいもの
FT991a用の補助コントローラが欲しい。 FH-2や、そのコピー品でもいいのですが、もっと言うと、各種ファンクションやメニューなどにクイックにアクセスできるようにしたい。
こういうのもあるけど…。
最近の無線機はツマミが少なくて操作性が悪い!?--機能ツマミを増設して使いやすくするアクセサリー「CatKnobz」を天都が通販販売 | hamlife.jp
ちょっと違うんだよなぁ。ちょっと高いし。
なければ作ります。
アイデア
シリアルで文字列流し込むだけで制御できるようなので、マイコンで制御可能。PCいらないですね。
電源は、本体後ろのDINから12Vが取れるらしい? そもそも、安定化電源から12Vとれる。
つまりは制御可能・実現可能ということですね。 移動運用でも大丈夫そう。
構想とざっくりとした設計
コントローラ選定
制御対象の規模からみてもワンボードPCまでは不要、マイコンでOK。 UARTが使えるマイコン(AVRやPIC等)をベアで触ってもいいけど、開発スピードも考慮するとArduinoで作りましょうか。
UI
操作性のために、多めの物理キーを用意したいです。8~10Keyほど欲しい…? マトリックスならもっとKey数増やせるけど、大きくなるのでそんなにいらないです。キー数が必要ならページングすることにします。
また、情報表示用にOLED液晶でもあるといいですね。 操作の内容やステータスをOLEDに表示します。
ステートレスな機能(Zero In、Keyerメモリ呼び出し等)/ステートフルな機能(NAR/WIDE、DNF等)はスイッチに機能を割り当てます。
可変値を持つ機能用(DNRやスコープ幅、RF Power等)の操作用に、いくつかのダイヤルが必要。
ロータリーエンコーダを2つほどあればいいかな。 切り替えスイッチもつけて、機能を切り替えられるようにしておきましょうね。
しっかり作りこんで、頒布できたらいいですね。
プロトタイプ作成
ちょっと考えましたが、まだユースケースがふわふわしている状態なので、ソフトウェアでプロトタイプを作成します。
プロトタイプでスイッチの数とエンコーダの数ぐらいは決めたいですね。するとハード設計に入れます。
CATのコマンドもそんなに難しくないので、まずはこれをがりがり書いてみます。
UI開発はめんどくさいのでC#で開発します。 ソフトはあくまでも実証用。
開発中イメージはこんな感じ。